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みなさんは、好きなアーティストのコンサートに行ったことがありますか?
コンサートじゃなくてもいい、本物の楽器の音を聴く機会や、合唱団の歌声などはどうでしょう?
生で奏でられる楽器の音や声に心を摑まれ癒される感覚を覚えていますか?
今は便利なメディアが沢山溢れ、わざわざ音楽を聴きに行くという行為が減ってきています。

キッズから大人まで、ボイストレーニングを行なっていて良くわかるのですが、
カラオケや作られた音をスピーカーやスマホから流し声を出すのと、
生の楽器を使いながら声を出すのでは、大きな差が生まれます。

先日も、5ヶ月の赤ちゃんから小学生まで、リトミックレッスン(音に合わせて身体を動かす)を行いました。
電子鍵盤で弾いた時と、グランドピアノで弾いた時、子供達の反応があきらかに違うのです。
そして何より、弾いている自分自身がその音の違いを感じ、ピアノの音に心癒されます。

何が違うのか?

もちろんその差は、音(響き)の違いのみです。
生楽器は繊細なだけに、お天気による湿度、温度、奏者の気持ちによって響きが変わってきます。

あれ?何かに似ているな…と思いませんか?

そうです、私達人間の身体と声です。
私達が生の響きによって心癒されるように、私達の声にも、その力があるのです。
この繊細な生楽器(身体)は、メンテナンスに手がかかります。

ただし他の楽器と違うところが一つ。
それは、誰かに演奏してもらうわけではなく「自分自信が奏者」だということ。
一度、自分自身の心と身体のメンテナンスを覚えてしまえば、自由自在に想い通りの音が出せるのです。

「言葉」の前に「音」と「リズム」がある。
「おはよう」をどの音で伝えるか?

それによって、「ご機嫌なおはよう」なのか「怒っているおはよう」なのか、
はたまた「喜怒哀楽がよく分からないおはよう」なのかが、変わってきます。

電話で、「私は、怒っているのよ」って言われているけど、そんなに怒ってないな!と感じることありませんか?

これも「音」の仕業です。

声=音には、言葉以上に伝わる力がある。
まずは、子供達と一緒に本物の音(響き)を聴く事、そして感じる事、知ることが大切ではないでしょうか。

忙しい毎日の中で、波の音や小鳥の囀りに耳を澄ましてみるのもいいかもしれません。